大人の外斜視手術の体験記

外斜視の手術を大人になってから挑戦しました

斜視の手術前に知っておいた方がいいこと②

今回は前回の手術のリスクに引き続き、手術の疑問についてまとめていこうと思います。 

 

redeye-dod.hatenablog.com

 

 

私が、今回手術をするにあたって気になった事は下記の点でした。

 

 

①失明など取り返しがつかなくなるような医療ミスはないのか

 

②手術ってすぐに出来るの?手術までの期間やプロセスは?

 

③手術後、仕事に復帰できるまで要する日数

 

④局所麻酔の場合、手術中に全部見えるし聞こえるらしいけど怖い!痛みはどうなの?

 

⑤手術の費用について(局所麻酔&日帰りの場合)

 

 

これも前回と同じように①から順に見て行きましょう。

 

 

①失明など取り返しがつかなくなるような医療ミスはないのか

 

まず、これについては安心してください。失明などは起こりません。

斜視の手術は眼の筋肉を切って繋げる手術ですので、比較的表面の部分を触ります。

奥の方まで触りませんので、失明などのリスクはありません。

もし気になるようでしたら、先生に聞くと詳しく教えてくれますのでプロに解説してもらった方がより安心出来るかと思います。

 

 

 

②手術ってすぐに出来るの?手術までの期間やプロセスは?

 

これは私も驚いたのですが、基本何ヶ月か待ちが発生します。

有名な先生のところでは1年待ちなんて事もあるみたいですね。

私の場合は2ヶ月待ちでした。ただ、手術をするまで、斜視の角度や見え方などを検査をする必要があるので、最終の検査から2ヶ月後となります。

検査は1ヶ月に1度。3回行なったので、初診からほぼ半年後に手術となりました。

かなり腹をくくって行ったので、こんなに遅くなるなんて・・・と拍子抜けしたエピソードでしたね。

あと、人によっては検査結果によっては手術が不可能な事もあるらしいので、一概に手術が出来るという事でもないようです。

手術を考えている方はひとまず、眼科で相談してみるのも最初の第一歩だと思います。

眼科に行って話を聞いたから手術を絶対にしないといけないって訳ではないですからね。説明を受けて自分が納得した上で、手術を選択するという事も大事な事だと思います。

 

 

 

③手術後、仕事に復帰できるまで要する日数

 

社会人にとってはこれが一番気になる部分だと思います。

私もネットで色々と情報を集めた際に1週間は休みを取った方が良いという事をよく見ましたが、担当の先生からは「仕事の事もあると思いますし、術後3日から仕事復帰出来ますよ」と言われました。

ただ、私は事務処理でPCを1日中見ていないといけない仕事でしたので「本当に3日で復帰出来るのかな?」という心配と疑問がありました。

体験談ブログでも3日後だとまだ眼も真っ赤で腫れもある方が多かったので、大事をとって1週間お休みを貰いました。

結果・・・この判断、めちゃくちゃ英断でした!

術後3日なんて、眼は開くけど痛み(かゆみ)もあるし、長時間液晶を見ていられなかったのが現実でした。私の場合は光にも敏感になっているようで、大きな画面を5分も見ていられませんでした・・・

これについては、また別の記事<体験談>で詳しく書きますが他の方もおっしゃられているように1週間はお休みを頂いた方が賢いと思います。

 

 

 

④局所麻酔の場合、手術中に全部見えるし聞こえるらしいけど怖い!痛みはどうなの?

 

まあ・・・一番気になるのはこれですよね。

私もとりあえず怖い!怖いのは嫌!そんな怖い思いしてまで斜視って治さないといけないの!?という思いでした。

噂でも、目の手術はメスが見える!やらライトを当てるからメスが見えるのは都市伝説!やら様々な憶測(?)が飛び交っていますよね。

 

実際やってみての感想ですが、

確かに怖いけど、全部は見えない。また、手術の進行度によって見え方が変わる。

 

メスは確かに見えますが、切っ先が見える訳ではないです。

また、確かにライトは当たっていますが最初はばっちり見えているので、ライトがまぶしくて見えないという事はありません。

私の場合は外側→内側をやったので、順番もあるかもしれませんが、内側をやる際はライトがまぶしくて見えなくなり、最終的には目を開けているのに真っ暗で何も見えなくなりました。

 

また、痛みの方も全然痛くないという感想もあるし、痛かったトラウマ!という感想もあるしでなんだかよく分かりませんよね。痛覚は個人差もありますしね・・・

ただ、私の場合は何故か外側は全く痛くなかったのに内側が痛かったというどちらも経験してしまったパターンでした。

痛みに関しては我慢出来る痛みですし、(先生が優しければ)麻酔をガンガン追加してくれるので、そこまで心配しなくても大丈夫です。

ただ、術後の麻酔の副作用(?)での頭痛と吐き気の方がきつかったですね。

 

 

という事で、ネットで出ている情報が全て正しいという訳じゃないんだなと言うのが一番の感想でした。

斜視の角度や痛覚の個人差などが一番出てくるところですからね。

私は90度とかなり大きい角度だったので、筋肉を限界(40度)まで動かした為、痛みが人より強く出た可能性もありますし。

 

これに関してはやってみないとわからないという博打みたいな事しか言えなくてすみません。

詳しくは<体験談>の方に記載しますので、気になる方はそちらをご覧下さい。

 

 

 

⑤手術の費用について(局所麻酔&日帰りの場合)

 

斜視の手術はありがい事に保険がきくので、3割自己負担ですみます。

入院した場合はもっと費用がかかると思いますが、局所麻酔&日帰りを選択した私の場合は3万5千円程度でした。

 

前澤友作」さんによる#前澤お年玉企画で100万円が当たる!でちらほら「斜視の手術代に!」というツイートを見ましたが、え?なんでそんなにいるの?という違う見方をしてしましました(笑)詐欺の眼科でも通っているのかなあ・・・?ぼったくり・・・?といういらない心配をしながら見ていました(笑)

 

病院によって費用に前後はあると思いますが、通院費を入れても100万円もいらないのでそこは安心して下さいね。

あと、高額医療制度という制度もあるので(斜視の手術で対象額までいかないとは思いますが)金額が気になる方は、一度こちらも事前に調べてみても良いかと思います。

 

 

長くなってしまってすみません!

次回からはいよいよ<体験談>の記事を書いていきたいと思います。